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2008年9月12日

2008年9月12日 (金)

「米財務省、異例の説明」

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今日の、日経新聞朝刊「米財務省、異例の説明」

米国政府が決めた連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の債権策について、米財務省が日本の大手金融機関へ個別に説明を始めたことが十一日明らかになった。

どう言うこっちゃ?

分かりにくい記事である。

要するにサブプライ問題の先送りが今になって、大変なことになっている。

記事には、マコーミック次官が「各国政府も再建策を評価している。安心して投資を続けてほしい。」とあるが・・・?

お金を借りた相手方に、「必ず返すから安心して、もう少しまって」と言っているが。

返す当てなどない。

これが、皮肉にも、CDS(クレジット・デリバティブ・スワップ)
での新たな不良債権を、$1兆(108兆円)も生む可能性があります。

CDSは、住宅ローン債権の回収ができないとき、証券の価値を保障
したものです。つまり、フレディマックとファニーメイが掛けている
ローン債権の保険です。この債権保険の約定では、ローン証券の発行
主(つまりフレディマックとファニーメイ)が倒産したとき、言い換
えれば政府から救済を受けたときは、解消することになっています。

つまり、108兆円の新たな不良債権をどうするか、ここが、今日からの
、保険料を受け取ってリスクを買った米国・欧州・日本の金融を脅か
す問題になったのです。この108兆円分を、米国政府が出すのか。無理
でしょう。ぜいぜい5兆円くらいしか準備がないはずです。

米政府がこれも引き受けるとなれば、政府信用が裏付けの米ドルが信
用を失い、急落します。まだこのCDSの問題は、市場には認識され
ていないようです。
吉田繁治先生 ビジネス知識源プレミアムより

いよいよ金融危機がせまっているのか?

複雑に入り組んだ証券化が、デフォルト(支払い不能)になって行く損失分を、米国は各国政府で負担しようね!って、マコーミックさんが、遠回しに、各国に釘を刺す。

金融機関の貸し渋りに拍車がかかり、益々景気低迷が続きそうである。

CDS(クレジット・デリバティブ・スワップ=クレジット・デフォルト・スワップ)

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