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2007年9月22日 (土)

「やっとの思い」

今朝、父の入院希望の病院から電話があった。父が入院できると言う返事を貰った。

一先ず安心。

患者本人も大変だが、周りの家族が参ってしまう。よくも母はこんな大変な看病を、自分の寿命をすり減らしてしていたと思えば、すまない気持ちになる。

誰もが経験しなければならない「老」。何時かはこんな時がくると覚悟していたが、74歳ではまだ若すぎる。

高齢化社会に突入した現代の医療制度に直面してみて、思うことは、このままではいけない。

きっと私以外に、もっと困っている人がいるに違いない。福祉の問題にしても同じである。

私自身、家族が病気になって直面したことだが、そんなことが無ければ、気にもかけないのい現実が悲しい。

先日仙台へ行ったとき、「永井康博さん」が代表の「みやぎ情報ネット(NPO)」の「タウンモビリティー」のことを思い出す。

永井さんは身体障害者で、NPO設立には障害者本人でないと設立できないらしい。永井さんは自分よりもっと困っている人のために、この組織を立ち上げた。

今では、街の商店街振興組合が支援している。タウンモビリティーは誰かが啓発活動しないと、現実にはならない。

医療に関しても「尾道方式」があるように聞く、患者・家族・ドクター・ヘルパー・役所・ボランティアが組織立って、老人や病人を守る。

日本が長屋だった時代は、隣近所が助け合うことは平然と行われていたはずだが、今はそうではない。

国の制度や、法律は簡単には変えれないが、自分たちの住む地域くらいは地域の人達で助け合いして行かなければならない。

話は反れてしまったが、今回両親の入院に多数の人達の手を経て、入院にこぎ着けた。お世話になった方には恐縮するが、お願いしないとできない、様々な手続きをしないとできない、役所の確認がないとできない。

「できない、できない 」づくしの医療、やっとの思いでできる入院、これからが大変であある。

以前にも本稿で書いたが、私の家族は恵まれている方である。しかし、私が経験したことが、老夫婦だけであれば、自分たちでこんな複雑な医療体制を理解して対応できる訳がない。心配である。

お金があれば何とかなることでもない。お金が無ければもっと困るが、医者不足で無医村の地域が増えている。(医療制度の改革で病院が経営不振で潰れれる)

私も、やがて老いて行く、何か行動に移さなければならない時が来ているのか?

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コメント

坂上さん、ちょっとだけ一安心ですね。
家族の病気・・・・
家庭で何かあった時、自分のことは全く考えずに夫の為、姑の為、子供の為と駆けずり回るのは母親ですよね。

私は幼い頃から父方の祖父母と同居しておりました。
今になって母の強さを感じます。
私が三歳の時に祖母が倒れ寝たきりになりました。
大学病院での入院生活もありましたが、トータル8年近く母は自宅で祖母の面倒を看ました。
要するに、いまの私の年齢より若くして介護をやり遂げ看取ったのです。
その後、母はしばらく体調を崩していたのを覚えています。
若かったから出来たものの、今同じことをする事は難しいでしょう。
家庭を守るのが女性の仕事だと昔から言いますが・・・・・・
本来はそうあるべきだと思うのです。
いつも太陽のように明るく元気に家族を見ている世の母親達や奥さん達を私は尊敬します。

ある日、母が口にした言葉があります。
「私は太陽じゃなくて向日葵よ。家族が私の太陽なの。
向日葵はいつでも太陽の方を向いて見つめているでしょ。
向日葵は太陽がいないと萎んでしまうのよ」と。

坂上さんのお母様もきっと同じだと思います。
家族が元気ならそれだけで幸せで、病人がでたら、自分が守らず誰が家族を守る!?という気丈なお気持ちだったはず。

私の母方の祖母も、もう亡くなりましたが明治の気丈な女性でした。まさに大和撫子!自慢の祖母でした。

その他にも、私の周りには凄い女性たちがたくさんいます。
坂上さんも頭に思い浮かべたように、自分達で自立し生きて行こうとする身障者・・・でもその本人達を支える妻や母親達には本当に頭が下がります!!!!
長くなったので彼女達については、また今度・・・・

そんな周りに囲まれていながら、なぜ私はこうなのか!?
んーーなぜだろう・・・・・
こういう女は家族を持ってはいけないとわかってるから。
っていうところかな(笑)


投稿: 松本 | 2007年9月22日 (土) 21時51分

メールありがとうございます。
向日葵か、その通りですね。周りの太陽がもっと眩しく輝くようにします。

投稿: 坂上 | 2007年9月24日 (月) 08時47分

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