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2007年9月1日

2007年9月 1日 (土)

「株下落続く」

売りと買い、買いが多いと価値が上がる、売りが多いと価値が下がる、当然の原理原則である。吉田繁治先生のメルマガの一部を紹介する。

8.09で起こった金融危機(信用収縮)の、特有の原因として、ヘッジ・ファンドの運用マネーの、レバレッジによる巨額化があります。

世界の1万本のファンドへの出資元本は180兆円くらいで、これは大きな銀行の資金量のレベルです。例えば三菱東京UFJ銀行は、総運用
資産で160兆円です。

顧客から預かった出資元本をそのまま、投資・投機しているのなら、大きな問題は引き起こさない。ヘッジ・ファンドは、運用効果を高めるため、元本をベースにし、レバレッジや信用借りをします。

10倍の資金量を運用する。時には20倍のレバレッジ(借り入れ)をします。借り入れは、低い金利である必要があるため、ほぼ短期資金です。返済が次々に襲う。

例えば1000億円の元本資金のファンドが、10倍のレバレッジ(1兆円)
で投資・投機をしているとします。運用で5%の利益が上がったとする。借り入れ金利は、円キャリーで1%とします。純益は4%(400億円)です。元本は1000億円ですから、40%の高い利回りになる。配当は30%はできます。これが昨年の利回りでした。

逆に、1.9%の損失(-190億円)を蒙ったときは、どうなるか。レバレッジの金利が100億円です。290億円の損失になる。元本の1000億円に対する損失は29%です。
ビジネス知識源プレミアム2007年8月29日 :分野:経済と金融の予測)より。

FRBと欧州中央銀行が緊急マネー注入と危機を避けるために幾らでも供給するらしい。

しかし、それも緊急の貸し付けであり、ただでジャブジャブに借りた後は返済が必用になる。

その返済をするために、ファンドが短期の資金調達のために、証券を売る。損をしても売るのだから株価が下がる。→そして円キャリーで借りていた満期で返済する。→返済するためにドルやユーローで円を買う。→円は買われて円高になる(ドル売り円買い)。

風が吹くと桶屋が儲かる・・・ではないが、連鎖的にナーバスな状態になってしまうと、投資家の購買意欲が薄れ、株価下落に拍車がかかる。

渡辺喜美 内閣府特命担当大臣((金融) 国・地方行政改革担当/公務員制度改革担当)が就任会見で、「サブプライムローンの影響は日本にはない」と言い切っていたが、本当に影響無いのでしょうか???

※「賃貸住宅フェアIN大阪」2007年9月14・15日開催。15日AM11:40「攻めの管理で本当の資産形成を提案 プロパティーマネジメント最前線を紹介」坂上講演http://www.intex-osaka.com/ 「3368_001.pdf」をダウンロード

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