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2007年6月 5日 (火)

「医療について」

私の父親は6年前に脳溢血で倒れて右半身が不随で、今は一人ではトイレに行くことさえもできない。

他の病気も併発していて、入退院の繰り返しで、最近ではトイレにも行けなくなりオムツの生活となり、母の仕事が増え看病疲れが気になる。

始めのころはデーサービスでディハビリを行っていたお陰で、何とか杖を突いて歩くこともできたのですが、入退院を繰り返す度に弱って行く。

入院する病院も転々とし、なかなか満足な治療を受けられないのが現実です。

年寄りばかり入院している病室はおせいじにも清潔とは言えません。もし自分が今の健康状態で入院したら、逆に病気になるのではないかとさえ思えます。

体の弱った病人に検査するだけでも苦痛なのでしょう。入院する度に「何時帰れるか?」と私に問うのです。無理も無い事です。

入院している時の数日は母もゆっくりできますが、退院後の看護を考えるとナーバスになるようです。

今母の看護疲れを考えて、老人ホームに入所させることを家族で相談し、知人のホームの理事長にも相談しました。

知人の話では、ホームに入るのは良いが、本人が同意しない限り逆効果になるらしい。入所して1日で死んでしまうケースもあるらしい。

母のことを思って苦渋の決断で入所させる準備を進めていたのだが、本人が病院へ入院することも嫌がるくらいだから、なかなか父にこのことを切り出せずにいたが、父に「病院へ入院しようと」と言うと、父が「家で死なせてくれ」の一言で、母も家族も老人ホームへの入所を断念した。

07年問題は高齢化である。4年間で団塊世代1000万人が60歳以上になり、医療の現場も高齢者の入院が増える。

父の病気にしても今自分がしてやれることも見つからない。

父の場合は周りに母や私の弟がいるし、私の家族とも歩いて2分ほどの所に居る。まだ恵まれている方だ。

高齢夫婦二人暮らしの場合を考えると、きのぞくである。どちらかが寝たきりになれば、買い物一つにしてもリスクが大きい。頼れる者が居ないと精神的にもプレッシャーがかかる。

頼れる者は病院なのか?家族なのか?社会的背景に核家族化している現実がある。近くに身寄りが居ないケースも多い。

今日は、社会保険庁の仕事の杜撰(ずさん)さが報道されています。5000万件(5000万人)の、過去にかけた年金記録が、誰のものかわからなくなっているという。

社保庁の管轄する医療費についても、もっと高齢者問題を浮き彫りにしていかないと、やがて社会的な問題が沢山出てくるのではないのか。

これからの社会は自己責任で高齢化と戦わなければならない。

もっとポジティブに考えれば、地域ぐるみで高齢化や医療についての対策を考える時代が来たのではないでしょうか。

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