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2006年12月30日 (土)

「成年後見」

今年最後の個人相談です。

今年最後の個人相談です。

このお客様の父親が脳梗塞と糖尿病の悪化で11月から意識不明で入院中です。

今日明日の命を11月に医者に言われたそうですが、持ち直して、症候状態が続いています。

相続対策もしなければいけません。

土地建物の財産はあるのですが、現金がありません。

相談者は、「そば屋」をしていた父の後を引き継いでいますが、経営は思うように行かず、ここ2年は赤字だそうです。

そして、追い打ちをかけるように12月にお母さんが、脳梗塞で入院。

何とか、土地を売却して現金を作らなければなりませ。

とは言うものの、土地の名義は父名義ですので、本人の意志決定で契約行為ができない状態です。

八方ふさがりです。

そこで、提案したのが「※成年後見」です。

「お父さんに一日でも、長生きして頂くこと祈り「お守り」の意味で、「成年後見」の手続きをしましょ。」

こんな時の話しの仕方に戸惑います。
お父さんが亡くなるのを待っているような、不快感を与えず話しするのに苦労します。

「分かりました、手続きをします。」「もしその手続きの途中に亡くなったらどうなるのですか?」

「手続きが無駄になってしまいますが、お父さんがそれ以上長生きすることに期待しましょう。」

成年後見の手続きには約3ヶ月かかります。

「相談当初に手続きを行っていれば、年明けには完了していたのですが、成り行き上仕方がありません。」

ついでに、今後の事があるので、「個人事業の開廃業」の手続きができるように、税務署のHPから届出書をダウンロードして持って行きました。

お父さんが経営者になっているので、銀行借り入れの時に息子さんが専従者のままでは、何もできません。

店を閉めてからの、病院通いと、商売が「そば屋」なので、31日まで仕事です。

当然家庭内も暗くなりがちです。

「来年は、不動産の方と商売の方も、コンサルしますので、安心して下さい。」
「来年はきっと良い年にしてみせます。」と言って店を後にしました。

この仕事をしていると様々な「人生の繁衰」と出会います。

山あり谷ありなのですね。
※http://www.moj.go.jp/MINJI/minji17.html#a1 (民事局HP)

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