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2006年7月 3日 (月)

「All for One, One for All」第一章 (Ⅹ)

Oru0512280803 「練習ボイコット」

入部時期の一通りの儀式が終わりに近づいた時に最後の儀式「声出し」です。

先輩と校内外で会うと必ず「挨拶」しなければなりません。1年か2年程しか、歳が変わらない先輩に敬意を表すのです。

大声で「チワー!」っと叫ぶのです。(叫んでるだけで、敬意なんて込めたことはありませんでした。)

その挨拶の練習を行うのです。服部緑地公園内にある陸上競技上へ忍び込んでその儀式は行われます。

1年生は競技場のスタンドの一番上の席に立ってまず順番に「挨拶」です。グランドにいる先輩の「OK]が出るまで(聞こえるまで)、「チワー!」っと叫び続けます。

1年生全員が「OK]になれば、次は順番に「持ち歌」を披露するのです。選曲を失敗すれば、何度も歌うことになります。

1番目の1年生が中条きよしの「うそ」を歌いましたたが、グランドにいる先輩へは、声が届かず苦労していました。

いよいよ私の順番がきて歌いました「ポッポッポオ~、ハトポッポオ~・・・・」選曲はみごと的中、笑いのつかみもOKで、一発でクリアーしました。

儀式が終わり、グランドで練習を終えて帰ろうとしたその時、高台にある緑地の管理事務所の方からマイクを通して。「キャプテン直ぐに事務所まできなさい」と放送されたのです。

キャプテンが事務所から帰ってくると手に請求書を持って帰ってきました。

管理事務所の職員さんは、私達の儀式を楽しんだ後、練習を終えるタイミングを見計らって、請求書を用意していたのです。

いくら払ったかは、分かりませんが、キャプテンが職員室へ請求書を持っていった記憶があります。

そんな、こんなで、1年生もぼちぼち5月病と慣れと、先輩の扱きに、嫌気が差し始めていました。

ある日1年生の一人が、「今日はクラブいかんとこ~」と言いだし、嫌気が差し始めてみんなが、クラブをボイコットすることにしました。

その翌日、授業が終わって教室を出ると、先輩達のお迎え(待ち伏せ)です。
とりあえず、1年生全員が部室へ連れて行かれました。

部室に入ってドアがしめられました。1年生全員横一列に並ばされ、先輩の激怒は頂点に達していた空気がひしひしと、伝わってくるのです。
「こんなとこで死にたくはない」と心の中でつぶやいてた自分を覚えています。

一人の1年生が部室にある机の上で、正座させれました。

先輩が「おまえら、クラブやめたいんか!!」激怒の一喝が、正座している1年生の耳元で鼓膜が破れそうになるほどでした。

「やめたいやつは、やめたらええ」「そのかわり、机の上で、みんなの前でキュウリもみや!」(キュウリもみとは・・・。後は想像して下さい。)

その条件を聞いた瞬間、練習着に腕を通しはじめてる、情けない自分がいました。

他の1年生もなにも聞かなかった、聞こえなかった素振りで、着替え始めていました。

机に正座していた、1年生も涙を堪えながら、着替え始めていました。

着替えると1年生はいつもより、ハイテンションで「さあ、今日もがんばろ!」っと空元気で緑地公園へ走って行ったのです。

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