« 「All for One, One for All」第一章 (Ⅴ) | トップページ | 「All for One, One for All」第一章 (Ⅶ) »

2006年5月23日 (火)

「All for One, One for All」第一章 (Ⅵ)

「燃えるような、先輩からの伝統」

6c7fc9cc

今回は、男の貴重な体験をお話しします。

「燃えるような、先輩からの伝統」

入部して、数週間気候もあったかな日々が続き1年で一番過ごしやすい時期でした。

クラブが終ると、制服に着替えクラブみんなと下校します。

どこの学校にあると思うのですが、下校途中にある「駄菓子屋」へ立ち寄ります。

腹が減っているので、当時発売間近の「カップヌードル」を買って駄菓子屋でポットの湯をもらいます。

最高に旨かった記憶があります。ドリンクは「チェリー」のグレープ。歩きながら食べるベビースターラーメン。(殆ど毎日のコースメニュー)

一度贅沢して、カップヌードル2個目を食べたことがありますが、2個目は美味しくありません。(何事も、ほどほどがいいのです。)

最寄り駅は「阪急電鉄 曽根駅」について、電車を待っていました。お腹がふくらみ、駅のベンチに座りました。

無意識のうちに、みんなが「股間」のあたりを「ボリボリ」かいていました。
私も、無意識のうちに「ボリボリ」やっていました。(汗をかいてそのまま、シャワーも浴びずに、制服着替えているのですから、多少の「かゆみ」は気にも止めませんでした。

ところが、ある夜寝ていると、「股間」が無性にかゆくて、寝てる間に無意識に「ボリボリ」かいていました。

次第にかゆくて眠れません、明かりをつけて「股間」を見ると、異常な状態を発見しました。かき過ぎたところは、赤くただれ、周りは真っ白に「カビ」が生えたようになっていました。とりあえずその夜は,しみるのを堪えて「ムヒ」を塗って寝ました。

学校で同級生に相談したところ、「俺もおかしいねん」と言うことです。お互いに比較してみると、症状は同じでした。

クラブの先輩に相談してみると、先輩が病名を診断してくれました。その答えは「インキンや!」でした。

そうです、クラブの部室に置いてある練習着は、昔から一度も洗濯という状況を経験したことのない衣類達だったのです。
洗濯の替わりに汚れや、土は壁に叩き付けられ、今の先輩の先輩そのまた先輩の汗が伝統となり、しみ込んだ練習着達だったのです。

当然汚れたトランクスには伝統の汗は「細菌」となり生存し続けて、寒いときにはおとなしくしていたに違いない。

気候もあったかな日々が続き1年で一番過ごしやすい時期に「細菌」達も行動が活発にり、細胞分裂した「細菌」達の引っ越しのシーズンだったのでしょう。

そのうちの「インキン」さんが、私の「股間」を引っ越し先に選んだのでしょう。

気づいた時は手遅れでした。

友達とも相談し「タムシチンキ」と言う特効薬があることが判明し、それを治療薬とすることにしました。

母親に言って薬局で「タムシチンキ」を買って来て貰いました。
後は、風呂上がりに覚悟を決めて、自己による治療の開始です。

治療方法は先輩から聞いていました。まず「扇風機」を用意し、できれば「団扇」も用意しておけば気休めになると言うのです。

銭湯から帰ってきて、おもむろに「タムシチンキ」の説明書を読みました。治療は至って簡単塗るだけでした。

パンツを脱いで「扇風機」を前にして、扇風機の風が当たる位置まで座布団で座る高さを調整し、いよいよ治療です。

瓶のキャップを廻して開けると、キャップとヘラが一体になっていて、薬が患部に直ぐに塗れるようになっていました。

塗った瞬間スートして、心地よい感じがしたその直後急激に「燃える」ような痛みで、思わず扇風機を「強」にしましたが、燃える痛みは止みません。

用意してあった「団扇」で、うめき声を上げながら手首が折れるほど「股間」扇ぎまくりました。

その「燃える」ような痛みは数分続きましたが、痛みが治まるにつれて、「ほ~ぉ」と言う感じで、何か大事業を成し遂げた恍惚感が全身を包みました。

翌日、特効薬の効果てきめん。あの不愉快なかゆみから解放されたのです。

近代化された、今の学校ではこんなことはないでしょう。「燃えるような、先輩からの伝統」を経験することも。
http://www.kenko.com/product/item/itm_7551150072.html

|

« 「All for One, One for All」第一章 (Ⅴ) | トップページ | 「All for One, One for All」第一章 (Ⅶ) »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「All for One, One for All」第一章 (Ⅴ) | トップページ | 「All for One, One for All」第一章 (Ⅶ) »