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2006年3月28日 (火)

「All for One, One for All」第一章 (Ⅲ)

Photo 「始めての練習」

「始めての練習」

当時、校内のグランドは、野球部(硬・軟式)が占有していましたので、ラグビー部は人数も少ないこともあって(ラグビーは高校生は15人で行うのですが入部した当時は16人くらいでした、3年生が1人2年生が8人残り1年生です)、校内のグランドを使うことは、暗黙のうちに使用することが許されないことになっていました。(いつの頃からかわ分かりません)

このあたりで、感の良い方は、当時の私が入っていたのラグビー部のレベルが、なんとなく分かりかけてくるでしょう。

「服部緑地公園」

グランドが使えないので、校舎の東側にある「服部緑地公園」にある空き地で練習です。公園内にはグランドがあるのですが、有料ですので使えません。そこで、広い公園の開いているスペースを探して、練習するのです。

ラグビーと言えば芝生のグランドを思い浮かべるものですが、公園の空き地は、石ころがころがっていて、転けると必ず擦り傷になります。
寒い冬の練習のときには、たまりませんでした。

当然公園の空き地ですから、一般の方もいます。散歩する人、ジョギングする人、アベックや、犬を散歩させる人。

たまに他校高校生が緑地公園の「植物館見学」へ来たり、公園内でオリエンテーションをすることもありました。

そんな中で練習するのですから、ほずかいしこともりましたし、女子校生が居てたりしてら、みんな「妙に」はりきってたりもしました。

「後ろへパスして前へ前へ」

どんなスポーツでも、練習の始めはジョギングです。

ラグビーの場合は走る前にボールを持った人(キャプテン)が「イクゾー!」と声をかけて、全員がその後ろについて行き「おー!」と大声を出してはしりだします。

先頭でボールを持った人の後ろに不揃いに全員が小魚の大群のように固まって走り、先頭の背後から「パス!」と声をかけると、先頭はその背後(斜め後ろ)の人にボールをパスします。

パスを貰う人は瞬間走るスピードを早くします。パスし終わった先頭は、今までの走るスピードをゆるめ背後の小魚の大群の最後尾にくるまで、ゆっくり走ります。パスを貰った次の人は同じ動作を次ぎ々と繰り返してゆきます。

これが、ラグビー・ルールの基本になっているのです。

つまり、人は前に走りながら、ボールは決して前にパスすることなく、後ろの人へパスしながら、ボールを全員で前方へと移動させて行くのです。

ボールが楕円形をしているのも、パスした時に手馴染みやすく、パスし易くなっているのです。円球のボールでパスするのを、想像してみて下さい。・・・「ほ~ら」楕円形の方がパスし易いでしょう。

「ラグビー・ボールは選手よりも大切」

ボールをパスしながら走っていると、パスを貰う人がボールを落としてしまうと、楕円形のボールはどこえ転がるか分かりません。

せっかく順調に走っていた、流れが止まってしまいます。

そんなときは、転がったボールへ誰かが、いち早く行き、走る方向を背にして、またぐようにしゃがんで、ボールを拾い上げます。

その時、小魚の大群はボールより前にいれば、必ず猛スピードで、ボールの転がった位置まで戻り、ボールの背後に付きます。そしてまた最初の手順で、パスを始めるのです。

「ラグビー・ボールは選手よりも大切」というのは、ボールが味方の手から離れてしまえば、敵にボールを取られてしまいます。

ボールが手から離れたら、敵よりもいち早くボール位置まで行って、敵にタックルされようが、なにされようが、まずボールを味方に渡すまで、そして味方がくるまで耐えなければなりません。

ボールを持ったまま、敵に向かって行くのは反則になりませんが、タックルをされて、膝から上が地面に身体が付いた場合は、ボールを離すか、パスしなければ半則すです。

転けたままボールを持っているのも反則になるので、敵方向を背にして、ボールを味方側へ置いたまま壁になるのは許されのです。

テレビで、ラグビーの試合中でこんなシーン見たことないですか?転がったボールへ敵も味方も一斉に群がってるのを。

あの密集の中でボールを守るために、に横たわっていると、どういう状態になっているか?なにが起こっているのか?・・・敵はレフリーの見えないところでは、横たわっている選手を思いきり蹴ったり、踏んだりしているのです。(勿論反則です)

つまり、「ラグビー・ボールは選手よりも大切」と言うことは、ボールを味方が支配しなければ、勝利がないのです。一人が犠牲になっても残り14人の味方が、戦えるからです。

次回に続く

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