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2006年3月26日 (日)

「All for One, One for All」第一章 (Ⅱ)

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「ラグビーとの出会い」

「ラグビーとの出会い」

ラクビーは高校生時代にクラブに入っていましたが、中途半端な状態で、卒業までに一回も公式戦で勝ったことのないチームでした。だから偉そうにラグビーをやっていたなんて言えないのが現実です。

入部の切っ掛けは「自分が強くなりたい」が目的でしたが、結果的には中途半端な不良時代を送っただけでした。だから、あまり良い思い出は残っていませんが、少し話ししてみます。

公立高校へ行けなかった私は、大阪福島商業高校というところへ入学しました。今の履正社高校です。今の履正社高校の生徒は当時の私達とは比べものにならないほど、文武両立で学問も優秀で、スポーツも優秀で野球部はこの春も甲子園に出場しました。残念ながら一回戦で横浜高校に1点差で敗れましたが。

私達の時は不良をよくもこれだけ集めたなと思うような男子校でした。

「入学式」

入学式教室に入った時の第一印象は、「黒」「真っ黒!」でした。黒い詰め襟の学ランがびっしり、胡散臭い顔つきの「野郎ども」が座っていました。女っ気のない教室ってこんなに無粋なものかと、俺の青春時代はどうなるのだろうと、目先も真っ黒でした。3年間女子生徒のいない、夢も希望もない学生生活が悲観的な気持ちで一杯でした。

そんな時、各クラブの入部説明会が体育館であり、印象に残ったクラブが、応援団とラグビー部でした。当時の応援団は昔懐かしい長ラン・ハイカラーが校内で、唯一堂々と着ても生活指導の先生にも免責で、フリーパスでした。また応援歌は日体大と同じでかっこよかったものです。通学の電車でもひときわ目立し、かっこよのですが、パンチパーマがいやで、入部するのはやめにしました。

ラグビー部の説明会で当時のキャプテンが説明の時に、「ラグビーはけして痛いスポーツではありません」と言う説明を信じていましたし、当時の青春ドラマのクラブ活動は、サッカー・剣道・ラグビーでした。大昔は「我ら青春」なんてありましたでしょう。

結局あれこれ考えたあげく、格好良くて、強くなれるし、パンチパーマ代がかからないし、長ランの誂え代がいらないし、貧乏な私には、金のかからないラグビー部に入部することに決めました。

「入部」

入部を決め放課後部室へ、部室は校舎の北側の裏にあり、部室の前では弓道部が野外で、弓を射る練習をしていました。下手をすると自分が「的」になりそうな距離で練習していました。

部室のドアを開けると、異様な汗くささと泥で固まったジャージが足下に散乱していました。部室内には数人の先輩と入部したばかりの1年生が二人いました。。「1年生の坂上です」「入部したいのですが」と言うと怖そうな顔した先輩達が「おお、ようきた」と優しく迎え入れてくれました。あとになってみると、束の間の優しさでした。

一人の先輩が「練習着はその辺のん、着とけ」といわれ泥で固まったジャージの中から一番ましそうなのを選び、着ようとしましたが、固まっているので着れなせん。するとまた先輩が「教えたる」といってジャージを持って外へ出て行き、部室の壁に何度もジャージを叩き付けていました。するとあの固まっていたジャージが、ほぐされて少し柔らかくなって、袖に腕が通るようになりました。

袖を通して頭から襟に向かって、顔を通した瞬間、なんとも言えない、汗とカビとドブ川のような臭い。思わず「くっさーぁ」と言った瞬間、先輩が「直ぐ慣れる」と優しく言ってくれました。

ラグビートランクスも散乱している中から選び同じ作業をしてはきました。トランクスはベルトの替わりに細い帯締めのようなひもか、使い古したネクタイが主流で、自分も相手もベルトの金具で怪我をしないようにするためです。当時ノーパンつまりフリチン状態ではいていました。

一説によると、パンツをはいてら睾丸ひとかたまりになり、万が一のとき二つともつぶれてしまうので、自由にしていれば、最悪片一方はつぶれなくてもすむからだそうです。(あまり信用できませんが)ただ、貧乏な私にはタダで使える練習着は助かりました。 「今はアンダーパンツは必ずはいています。」

次回「始めての練習」

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