« 「大和ミュージアム」 | トップページ | 第2回街づくり工房「勉強会のお知らせ」 »

2006年1月 6日 (金)

「ドッグイヤーとイノベーション」

新年あけましておめでとうございます。

「ドッグイヤーとイノベーション」

jpeg

「ドッグイヤーとイノベーション」

この数年間のIT革命で、急激に「人・モノ・金」の生態系が変化しています。

ITバブルと不動産の証券化で「低温バブル」の到来となり、日経株平均株価(5日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。

終値は前日比63円83銭(0.39%)高い1万6425円37銭で、連日の昨年来高値更新となった。2000年9月20日以来の高い水準。

前日の米株式相場がハイテク株を中心に上昇したことを好感し、東京市場でも値がさのハイテク株に買いが集まり日経平均は押し上げられた。

ただ個別ではソフトバンクが大幅に続落し、業種別でも不動産業が続落するなど昨年末に上げていた銘柄や業種に利益確定売りが広がり、日経平均は前日終値近辺まで伸び悩む場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)も続伸し、2000年5月8日以来の高値を付けた。」日経新聞(NIKKEI NET)1月5日より)も上昇していますが、さて景気は回復しているのでしょうか?

私達、零細企業には、株式にしてもJリート・ファンドにしても、直接的には実感がないのが現実ではないでしょうか?

前回のバブル時期のように全体がバブルになって行くのではなく、偏った企業だけのバブルで「低温バブル」とも言われています。また「エンドユーザー不在のバブル」とも言われています。

バブルと言えば新規店頭株で儲けた人もいることが否めないのが事実です。

「ドッグイヤー」犬の寿命は人間の1歳で7歳に相当する歳を重ねて行くそうです。それだけ時間の流れが速い時代ということを意味する言葉です。

けいして「戌年」というこてではありません。IT関連企業業界では、僅か6年間でもう古参格と言われるそうです。

例えば無線電話は発売当初は高価で特定の人しか買えませんでした、自動車に付いている電話は、お金持ちのステータスでした。

また携帯電話の初期は、肩に大きなバッテリー担いでいたものがやがて、ポケットにも入る大きさになり、そして今では、メール・ゲーム・写真・ムービー・インターネット・TVまで一つの携帯電話で利用できるようになりました。

ほんの数年です。まさに「ドッグイヤー」の時代を知らないうちに、経験しているのです。

子供の頃の一年はすごく長かったように思います。大人になった今では1日・1週間・1ヶ月・1年なんてあっと言う間に過ぎて行くような気がします。

「イノベーション」広辞苑で「革新,刷新,一新」とあります。

また、ある大学では学部の理念に「イノベーション」とは「社会に持続した発展をもたらす人間の創造的活動」ともあります。

携帯電話一つにしてもイノベーションにより、この数年で変化してきました。

これからも更に、私達の生活に自然に溶け込んで来ます。

好むと好まざるを別にしても、家庭用電話は、FAX・留守番電話機能は当たり前で、「おれおれ詐欺」や、いたずら電話には必需品です。

知らず知らずのうちに、生活の中にもイノベーションは浸透しています。

他にも家電・食品・自動車等、数え切れないほど自然に浸透しているのです。

水やお茶まで買って飲んでいます。世界中で一番きれいな水が水道から出るにも関わらず、水1リットルが、ガソリンよりも高いお金を払ってのんでいるのです。

需要があるから供給がある、原理原則です。しかし、供給する側に振り回されていませんか?そんな私も水やお茶を販売機で買っていますが。

子供の頃に「手塚治虫の鉄腕アトム」を白黒のテレビで見ていた私は、21世紀になればテレビに出てくるような時代がすごく遠い未来のよう思っていました。

しかし、この数年で遠い未来ではないこと実感します。

「ドックイヤーとイノベーション」は、「人・モノ・金」の生態系も変化させています。

大手企業は福利厚生費や退職金を払わずに済む、人材派遣会社から人を雇うことで、人件費削減を行って回復傾向にあります。

モノはデフレで物価が下落しているにも関わらず消費は伸び悩みです。

そしてお金はどうでしょう?リストラのお陰で大手企業は、景気回復傾向にあり、世間では戦後の「いざなぎ景気」依頼と騒がれています。

しかし、偏った景気回復は「勝ち組、負け組」を浮き彫りにもしました。

そのために、貧富の格差も進み始めています。

一方では、社会的な問題も変化しています。凶悪犯罪や殺人、誘拐、外国人による強盗や窃盗も増えているのです。

青少年の犯罪も否めません。

生活が便利になりましたが、幸せな生活を送るには、お金が必要です。

しかし「金が総てと、金さえ有れば、なんでもできる」と言う時代であってはいけないのです。

「ドッグイヤーとイノベーション」の時代であるからこそ、自分自身の現在置かれている位置をしっかりと見据え、周りの情報をしっかりと分析し行動する力が必要な時代だと思います。

古くさい言い方かも分かりませんが、「礼儀、節操」そして日本人の誇りを、今一度見直す時代でもあるのではないでしょうか?「温故知新」(古い事柄も新しい物事もよく知っていて初めて人の師となるにふさわしい意) 昔の物事を研究し吟味して、そこから新しい知識や見解を得ること。(古きをたずねて新しきを知る。)広辞苑より。

と言う言葉を最近82歳の紳士に教わりました。まさにその通りと思います。

デフレ脱却と騒がれ始めていますが、日銀は量的緩和策をこの春には解除しようとしています。

政府は日銀に圧力をかけて何とか小泉政権任期までは持ちそうな雰囲気ですが、一方財政再建では、1月と6月に所得税と個人住民税の定率減税の半減が実施される。

6月には政府の経済財政諮問会議が「歳出・歳入一体改革」の選択肢を公表する予定だそうです。

選択肢には、消費税率の引き上げ案も含まれる見通しで、2006年は消費税を巡る論議が一段と活発になるだろうと言われています。

量的緩和策の解除と財政再建が今後のキーポイントになるのではないでしょうか。まだまだ景気回復とは不透明で、予断を許せないのです。

2006年は節目とも言われています。「ドックイヤーとイノベーション」は更に加速するでしょう。今一度時代の流れをしっか見極めて行かなければなりません。

最後になりましたが、本年も皆様にご多幸の年でありますよう祈願申し上げます。

何卒本年よろしくお願い申し上げます。

|

« 「大和ミュージアム」 | トップページ | 第2回街づくり工房「勉強会のお知らせ」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「大和ミュージアム」 | トップページ | 第2回街づくり工房「勉強会のお知らせ」 »